DIYな畑をやってみた

無農薬無化学肥料不耕起の森みたいな家庭菜園

とにかく種を蒔けば芽が出てくるから始めてみればいい

畑に興味がある人でも、難しそうとか、面倒くさそうとか、お金かかりそうとか言って、なかなか踏み出せない人がいたりしますが、あえてはっきり、そんなことない!って言っておきたいです。もちろん答える人によっては、勉強が必要ですとか、手間暇がかかりますとか、お金もかかりますよとか言うと思います。つまりですね、畑はやり方によって色々なんですね。

知識なし手間なしお金なしでも芽が出てくる

私なんて基礎知識もなく、とにかく種を蒔くということから一番に始めてます。小学生の時、みなさんと同じように学校で朝顔を育てたことがあるので、土に種を蒔いたら芽が出てくることは知っています。それほど難しそうにも思いませんでした。面倒なことも嫌なのでしませんし、お金もかけたくないのでかけません。農薬は嫌だし、肥料も買ってまでしていらなくない!?って感じです。なんせ私は森みたいな畑をイメージしています。森には何もいらないしなって感じ。畑をなめすぎだと怒られそうだけど、本当にそんな感じで始めてます。

軽い感じで畑を始めたけれど、種を蒔けば本当に芽が出るし、そのまま育っていきます。うまくいけば最初から収穫だってできます。それでもうOKだなと思います。畑うまくできてる。

勉強を始めるタイミング

うまくいっていても、途中で、葉っぱの色が薄くなったり、生長が止まるなんてこともあるんですね。虫に食べられて枯れたり、種を蒔いても芽が出てこないことすらあります。あれ?何これ?どうしたんだろう?って思うことがバンバン起こるのです。そんな時に初めて調べてみる。どうしてそうなるのかをネット検索や図書館で調べてみる。そうやって、つまづいた時に勉強が始まります。

例えば私は、森みたいな畑をしたいと思っているから耕しません。森は耕さなくても成り立ってますから。で、そのまま何も耕さないでいましたが、何だか生長が遅いような気がしたんですね。で、色々検索したら不耕起栽培というのを知ったわけです。詳しく知りたいなと思って図書館に行くと、不耕起栽培や自然栽培の本が目に留まりました。そういった本を読むと、土の状態が整うまで時間がかかるんだなってことがよくわかりました。今はうまくできないけれど、このまま長い目で見ようという視点を持てたんですね。勉強はそうやって、つまづいた時とか、何か新しい発想が浮かんだ時にしました。その程度です。

勉強しなくてもわかることが多い

そもそも人間も植物も同じ地球に住んでいるので、それほど生き物としての違いがある気もしません。人間が喉が渇いたり栄養を欲したりするように、植物だってそうです。私なんておひさまに当たらないと辛い性分なのですが、植物にだっておひさまに当たらないと元気がなくなるものがあります。水分にしても一日にたくさん摂る人もいれば、それほど必要のない人もいて、これも植物といっしょです。だから、畑の知識が全くないからと言って、何もわからないとは思えないのです。畑を観察しているだけでわかっていくことがたくさんあります。人づきあいでも、何回も何回も会っているとその人のことが分かっていくじゃないですか。そういう感じで、畑のことだってわかっていくんですよ。ただ、始めないとわからない。あえて勉強という言葉を使うなら、それは、畑を始めて、畑との付き合いを重ねることを指すだろうし、それにはまず始めることが何よりも優先されるのです。

畑ライフは簡単に始められる

ただただ森をイメージするという私のやり方は失敗も多いですし、いきなりたくさん収穫できるようになるというわけでもないので、みなさんにおすすめというわけではありません。どんな方法でもいいと思います。ただ、今回お伝えしたかったのは、私のようにめちゃくちゃ簡単に始めてる人もいるので、それほど構えなくてもいいよということです。とにかく種を蒔く。そこからでも簡単に畑ライフは始まります。