DIYな畑をやってみた

無農薬無化学肥料不耕起の森みたいな家庭菜園

自然農1年7カ月目の畑のこれまでの経過まとめ

この間は7カ月目の畑について書きましたが、なんと下書きに1年7カ月目の畑についての記事があるのを発見しました。

すっかり忘れてた。

数カ月前にまとめてたみたいだけど、もったいないので一部修正してアップしますね。

以下本文です。

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一旦やめていた畑をまた再開してから1年以上が経ちました。

以前も不耕起無施肥無農薬でやっていたんだけど、割と収穫できるようになるには結構時間がかかったかな。

2年目くらいからちょっとずつ育つようになって、3年4年で収穫量がちょっとずつ増えていったような記憶があります。

今回はまた違う農地で始めているので土の質も違うし、気候の様子も違うだろうから同じような経過をたどるかと言えばそうとも言えないと思ってます。

で、ここらへんでちょっと2年目の畑と今年から始めた1年目の畑の経過を総括して比べてみようかなと思います。

最初に2年目の畑について書き始めたらそこそこ長くなってしまったので、まずは2年目の畑についてだけの記事にします。

2年目の自然農の畑

まず2年目の不耕起無施肥無農薬の畑について総括してみます。

去年はいきなりキュウリもプチトマトもダイコンもとれたんだけど、それはたぶん前の人の蒔いてた肥料の栄養が残っていたからかなと思います。

ビギナーズラック。

キュウリ、プチトマト、ダイコンのほかに、ニンジン、ルッコラ、ノラボウ、ゴボウ、バジル、ホウレンソウ、ナス、オクラ、ジャガイモ、カブ、レタス、ブロッコリ―、キャベツ、サツマイモ、ニラ、ネギ、シソなど、今思い出せるだけでこれくらい植えたかなと思います。

<去年思ってたより収穫できた野菜>

1~2年目はほぼ採れないだろうと覚悟はしていました。

それでもキュウリ、プチトマト、ダイコンはやはり意外なくらいになってくれたかなと思います。

キュウリはこのブログでも写真付きで取り上げましたが大きいゴジラみたいなぶつぶつのが採れました。

プチトマトは11月くらいまで食べてたかな。美味しいのができました。

ダイコンは時間がかかったけど小さいのがたくさん採れました。

あと、ホウレンソウも植えてしばらくしたら割とこんもりと葉を実らせてくれましたが、これもビギナーズラックの可能性が高いかな。割と濃い緑の葉っぱだったのでそんな気がします。自然農でホウレンソウを作るともう少し薄いような。

せっかくなったんだけど、ある日突然全部なくなってしまいました。どうやらお腹を空かせたスズメたちに一気に食べられてしまったようです。

難しいかなと思っていたオクラが意外となってくれて割とたくさん食べられて嬉しかったです。

ネギ、ニラ、シソもそこそこ食べられるくらいになってくれました。

サツマイモは少なくて小さいけれど思ってるよりかはたくさん収穫できました。

ルッコラもなってはくれたけど葉っぱが大きく成長しなかったので小さいのを収穫して食べてました。

ナスも意外と大きくなってくれたけど収穫は2本くらいしかできなかったです。

ニンジンも収穫できたけど実際3,4本くらいしか食べてないかな。

ゴボウも1,2本は食べたけど小さかったな。

キュウリとプチトマトとほうれん草は種の袋の説明に書いてあるような2,3か月の成長期間で食べられるようになりましたが、ほとんどのものはもっとずっと時間がかかってます。

<去年ぜんぜんダメだった野菜>

私の借りている畑は端っこの方の土の質が砂みたいな感じになってます。聞くところによると後で端っこに土を盛ったとのことでした。

そういったわけで端っこの1列は全然ダメでした。

大好きなノラボウを端っこに植えたんだけど全然ダメでした。

違う場所に植えたノラボウは少しだけなったけどね。

あとカブも端っこに植えたけどダメだった。

端っこじゃないところに植えた野菜でも全然ダメだったのもあります。

レタスやバジルなんかはまったく芽が出ませんでした。

ジャガイモ、ブロッコリー、キャベツは芽は出たけど大きくはならなかったです。

<2年目の今年はどうかというと>

2年目の今年はちょっと放置気味です。

というのも去年植えていたノラボウ、ルッコラ、ニンジン、ゴボウ、ダイコン、ブロッコリ、キャベツ、オクラなんかが種をつけてくれていたので、それを見守っていました。

今年植えたのは端っこの砂地の1列を何とか良い感じの土にしたいなと思って麦を植えたのと、苗を作りたいと思ってキュウリとナスとカボチャとオクラの種を蒔きました。

麦は放っておいてもいい感じに成長してくれましたが、キュウリとカボチャは芽は出してくれたものののそれほど成長せずに止まったままで、オクラは芽が出たとたん虫に食べられてダメになり、ナスは双葉らしきのが出たなと思ったらいつの間にかなくなるという感じでした。ナスも食べられていたのかも。

シソが勝手に大量になっているのでシソのジェノベーゼとかふりかけとかジュースとかをたくさん作って楽しんでます。

プチトマトも勝手に芽を出してくれていて、現在やっと花をつけてくれたのでもうすぐ食べられるかな。

ニラもネギもまあまあなってくれてる。

去年植えたゴボウでもうダメになったのかなと思ってたのが今年になって芽を出してくれてて、割と大きな葉っぱをつけてくれてます。

2本抜いてみたけど去年より太いのができてました。炊き込みご飯ときんぴらを作りました。美味しかった。種ができてる大きいのが1本あって、あと5,6本なってるのでそのうち何本かを食べようと思います。

とにかく2年目の畑はパッと見ると草がボーボーなわけですが、中でも目を惹くのがニンジンかなと思います。

背丈が1m以上に伸びて先端に種をつけています。その様がたくさんの小さい打ち上げ花火みたいで華やかです。

たくさん種ができているので今後が楽しみすぎます。

2年目の畑の総括

2年目の畑は本当に少しずつだけどだんだん良くなってきてるかなと思います。

土が柔らかくなってきてるし、草の種類も増えたような気がします。

ただ、去年の冬ごろに落花生の収穫後の葉っぱや茎なんかを大量にもらったので草マルチになるかなと思って畑中に敷き詰めたら、ちょっとやりすぎて失敗した感があります。

虫が異常に増えたし、土が完全に隠れてしまって冬草が生えにくくなってしまいました。

あと自然に落ちた種から芽吹くのを楽しみにしてたんだけど、どこから芽吹くかわからないからよく目を凝らさないと背の高い草を刈りこむ時に巻き添えになってしまいます。

それでプチトマトの芽を何本か刈ってしまって一人で悶絶してました。

自然に落ちた種にまかせるだけでなく、種の収穫もしましたのでまた季節が来たら順次蒔いていこうと思ってます。

まあ、2年目の畑はだんだん良くなっている感じがあるので今年も気長にやって行こうかなという所です。

問題は今年借りたばかりの1年目の畑かな。

1年目の畑ももちろん不耕起無施肥無農薬の自然農でやっていくつもりですが、今回はガッツリと参考書通りにやってみようと奮闘していました。

参考書では1年目からある程度収穫ができる方法が載っていたのでそれに憧れたのです。

しかしまあ簡単じゃないよね。

その辺の奮闘をまた書いていこうと思います。