2022.06.06【自然農】1年目の畑の近況
今日は雨が降っているので久しぶりにブログを書きます。
私は3か所で畑をしています。
それらの畑はちょうど1年ずつずれてスタートしています。
その3か所のそれぞれの近況をボチボチまとめておこうかと思います。
Twitterでも日常的につぶやいていますがもう少し丁寧に書いてみますね。
ちょっと長くなりそうなので今回は1年目の畑の近況だけをまとめます。
1年目の畑の近況
1年目の畑は意外と順調です。最初は火星の表面か!と思うほどカラッカラで生命感を感じない土に見えたので、これは苦戦しそうだなと思っていました。
草もなかなか生えてこないし、川が近いからか砂地っぽいし、今まで経験したことのない土です。
畑に立ってもまだぜんぜん打ち解けてない人といる感じで、何から話してどうやってコミュニケーションをとっていったらいいかわからないというような感じがしていました。
で、この畑と仲良くなるためのアプローチとして「菌ちゃん農法」「外から枯草を持ち込む方法」「持ち込みなしの方法」の3つの方法を試すことにしました。
菌ちゃん農法
菌ちゃん農法では畝の上に朽ちかけている竹を敷いてその上に枯れたススキやセイタカアワダチソウを大量に敷いて、さらにその上に土をかぶせ黒マルチをして畑に糸状菌をはじめとしたさまざまな菌や微生物を呼び込みます。
1カ月半ほどしてマルチをはがしチェックしてみたところ糸状菌発見できました!白い糸状のものがそうです。
この方法だと2ヶ月ほどすると植付けができるということで、3月末からマルチをかぶせているのでそろそろ植付けができます。
最近キャベツの種を少し蒔いてみました。もうすぐキャベツの苗もできそうなので、それも植えてみて種と苗の生育具合を比較しようかと思っています。
外から枯草を持ち込む方法
この方法では畑外の近くの堤防から調達したススキやセイタカアワダチソウの枯草を畝に敷き詰めています。
菌ちゃん農法でも同じように枯草を投入していますが、この方法では菌ちゃん農法のポイントでもある黒マルチを使っていません。
いわゆる茅農法というのをやってみたいなと思いました。
さらにここでは枯草を長いまま使うところと、細かく切って使うところの2パターンを設けて違いを観察しています。
今のところここにはゴボウ、小松菜、ワサビ菜、黒もちとうもろこし、大豆、プチトマト、なすび、落花生、キュウリといった野菜系統のものと、いわゆる雑穀(白ひえ、もち粟、たかきび)と米(ハッピーヒル)を植えています。
最近では糸状菌もはっきり確認できています。
枯草を切る切らないの違いに関して今思うことを箇条書きにしてみます。
- 畝を整えたり、種を蒔いたり、苗を植え替えたりする時は切ってある方が扱いやすい。
- 葉物は切らない方が元気に育っている気がする。
- 切る方が土にピッタリと馴染む。
- 切らない方が隙間や層がたくさんできて草や虫の活動も活発な感じがする。
枯草を切らないことでの煩わしさがない場合は切らない方がいいのかなというような感じがしています。
使った枯草がススキやセイタカアワダチソウということもあってすぐに分解されません。ですからこれからの長期的な様子を観察するのもすごく楽しみです。
持ち込みなしの方法
この方法は畑の外のものは何も持ち込まない方法です。
畑に生えた草だけを使ってやっていこうかなと思っています。
今現在は小松菜、ごほう、ブロッコリー、キャベツ、オクラ、ルッコラ、ワサビ菜、トウガラシ、大豆、ジャガイモ、ネギ、サツマイモ、カボチャ、里芋、ショウガ、ミョウガを植えています。
意外だったのが小松菜です。あまり期待せずに種を蒔いたのに見事に大きく育ってくれました。虫食いが多かったもののそれに負けずに大きくなってくれています。
最近ではどんどん大きくなってきて虫食いも少なくなってきたように感じます。元気そうです。
ここにはまだまだ満足に草は生えませんが、最近ちょっと掘ってみると根っこのような、糸状菌のようなものがあるのを発見しました。
もしかしたら元々それほど悪い土でもなかったのかもしれません。
それにもしかしたら前の人の肥料分が残っているのかも。
まあ、とりあえずラッキー!という風にとらえておきます。
小松菜はうまくいきましたが、ジャガイモは病気になって6割ほど枯れつつあります。
種芋の植付けの時に酢を使って種芋の切り口の消毒をしました。けっこう適当にやっちゃったのでうまく消毒できていなかったのかな。
ジャガイモはあきらめてここにはサツマイモを植え付けようと思っています。
さいごに
ついつい色々手をかけてみたくなります。
もちろん手をかければかけるほどそれなりの成果も上がるでしょうし。
それもわかっちゃいるのですが、私はできるだけ畑の邪魔をしたくないという気持ちがあります。
子育てでも子どもの邪魔をしないようにというのを心がけてきました。
1年目の畑では「菌ちゃん農法」「外から枯草を持ち込む方法」「持ち込みなしの方法」の3つの方法を試していますが、これは何というか作為の限度を知りたいというような気持ちからでもあります。
作為によって生じるのは成果だけではないからです。
どこまで私が手を出していいのかというのを知りたい。
手を出しすぎてあまりにも自分の思い通りにしすぎるというのを抑えたい。
そして思い通りにならないことも引き受けたい。
そうやって色んな生き物と楽しく生きていきたいのです。
2022.01.10の味噌作り~黒千石大豆と落花生~
ちょっと前になりますが今年に入ってすぐの1月10日に夫といっしょに味噌作りをしました。
うっかりブログに書き忘れていたので今更ながらまとめてみようと思います。
使ったのは私が自然農で作った黒千石大豆と、父が無農薬の有機農法で作った落花生です。
ら、ら、落花生!?と驚かれた方もいらっしゃるのではと思います。
これから順を追って説明していきますね。
豊作の黒千石大豆の恥ずかしい誤算
2021年はその年から始めた方の畑で黒千石大豆が豊作となりました。
他の野菜はここではほぼできなかったのですごくうれしかったです。
ただちょっと誤算がありました。
小さい!
黒千石大豆の種はつまり黒千石大豆なので、種を手にした段階で大きさは把握できていたはずですが私は気づかなかったのですね。
ほんと我ながらバカだなと思います。
元々丹波の黒豆が育てたかったのです。
しかし私が種を探し始めた時にはもう売り切れていました。
やっぱり大人気なのですね。
そんなわけで何か他に黒大豆はないかと思い見つけたのが黒千石大豆でした。
実は黒千石大豆を育てるまで小さい大豆の存在を知りませんでした。
丹波の黒豆やそれより少し小ぶりくらいの大きさのものしか知らなかったのです。
小さい大豆が全く私の発想になかったものですから、小さな鞘を目にしてもじきに大きくなるだろうなんて思ってました。
思い込みってすごい!
あれ!?いつまでたっても大きくならない!
とやっと疑問に思った時には生育不良かな?なんて風にこの期に及んで思ってました。
しかし、すごく元気に育っている感じだったので生育不良にはとても見えません。
そこで調べてみたところ小さいサイズの大豆だと初めて気づきました。
あ!やってしまった!
とは思いましたが、枝豆として食べてみたら濃い豆の味がしてとても美味しかったのであまり大きさのことは気にならなくなりました。
黒千石大豆で大変だったこと
ただ黒千石大豆でちょっと大変だなと思ったこともありました。
やはり小さいので鞘から豆を取り出す脱穀作業が大変でした。
普通サイズの大豆の場合、大豆の枝ごとよく乾燥させてから米袋に入れて棒やなんかでたたくと鞘がはじけて簡単に脱穀できました。
乾燥さすために干している段階で鞘がカラッカラに乾いてもうはじけているものがあったりしました。
しかし黒千石大豆の場合、乾燥させてもなかなかカラッカラになってはじけたりせず、硬く口を閉じた状態でした。
もしかしたら私のやり方がまずかったのかもしれませんが。
とにかくはじけそうな気配があまりなかったので、一つ一つ鞘を剥いて大豆を取り出しました。
その作業が大変でした。
小さいので扱いにくいですし、取り出しても取り出してもあまり嵩が増えません。
まあ、こういった作業は嫌いではありませんので、暇さえあればのんびりラジオを聴きながら鞘を剥いていました。
毎日毎日そうやって作業していたらついには利き手の親指が腱鞘炎になってしまい、1週間ほど作業ができなくなりました。
パソコン仕事もしにくいし家事もしにくいしでけっこう困りました。
黒千石大豆のことすごく気に入ってはいますが、今度はやっぱり大きい丹波の黒豆も育てようかなと思っています。
落花生で味噌なんてできるの!?
次に落花生ですが、これは私の父が家庭菜園で育てたもののお裾分けをもらいました。
父は毎年大量に落花生を作って近所の人やお友達にもプレゼントしています。
我が家にも毎年大量にくれるので、ただおやつとして食べるだけじゃなく、すってすりごまのようにして使ったり、カレーに入れてみたりなど色々楽しんでいます。
ある日、季刊誌の「うたかま」という雑誌を読んでいたらなんと落花生の味噌作りのことが載っているではありませんか!
落花生でお味噌が作れるなんてすごい!と本当に感動しました!
絶対作って父にも食べさせてみよう、きっと喜ぶ!と思いチャレンジすることにしました。
味噌の作り方はマルカワみそさんのページで!
味噌作りは何回もしていますが、すぐにやり方を忘れてしまいます。
ですから今回はマルカワみそさんのホームページを参考にさせていただきました。
色んな作り方があり、たくさんの情報がネット上にもあるのですが、マルカワみそさんのは本当にわかりやすいのでおすすめです。
味噌作りでポイントになるのが、大豆、麹、塩の分量です。
これらの配分で味が変わっちゃいます。
ただ計算するの苦手な私は大変。
マルカワみそさんのページには原料計量ツールがあり、ちょっと入力するだけで全部わかります!ありがたすぎる!
落花生の味噌の作り方は「うたかま」を参考にしつつ麹を多めにしてけっこう適当にやってみました。
さっそく味噌づくり
分量もわかったのでまず地元の麹屋さんで地元産のお米の生麹を買い、黒千石大豆と落花生をそれぞれ大きな鍋にいれ3倍の量の水を入れて準備しました。
丸1日経ったら今度は大豆と落花生を柔らかく炊いていく作業。
圧力鍋を使うと早いだろうけど、私は圧力鍋が苦手なのでひたすらお鍋でコトコト炊いていきます。
なかなか柔らかくならなくて4~5時間くらいかかりました。
柔らかくなったら次はつぶしていきます。
↓これは黒千石大豆をつぶしているところです。
↓これは落花生。
後は塩切りした麹と混ぜるだけです。
テーブルにビニールを敷いてその上で盛大に混ぜました。
混ぜた後は丸めて容器に投げ入れ、均しながらギュッと詰めていきます。
私は丸める係で、夫には投げ入れる係をやってもらいました。
大豆の味噌の仕込み完成!
落花生の味噌の仕込みも完成!
蓋をして重しをして冷暗所に置きました。
10ヵ月後が楽しみ!
さいごに
自分で作った大豆で味噌が作れるなんてすんごくうれしいです。
今年は畑で米も作ろうと思ってます。いわゆる陸稲です。
来年の味噌作りでは畑でとれた米を使って麹も作ってみたいです。
あと気になるのが落花生の味噌です。
どんな味なんだろう。楽しみすぎます。
いつも周りの方々に色々いただいているので、味噌ができたらみなさんにお裾分けしたいです。
2022.03【自然農】3年目の畑と2年目の畑の様子~食糧難に間に合うか!~
最近少し暖かくなってきて忙しくなってきました。
今年始めたばかりの1年目の畑についてはYouTubeで日記的にまとめていますが、これまでやってきた3年目の畑と2年目の畑も色々始まってきているのでブログにまとめたいと思います。
3年目の畑はいい感じ
3年目に入る畑はいい感じになりつつあるんじゃないかと思います。
昨年の秋冬には大根が立派になってくれていくつか食べることができました。
立派なものを数本畑に残してあるのでたくさん種を採りたいです。
自然農の先輩のYouTubeで、大根と人参は隣に植え、しかも毎年同じ場所に植えるといいという風におっしゃっていたのでそれを取り入れることにしました。
昨年は大根の畝には大根しか植えていませんでしたが、今年は人参もその横に植えます。
上の画像の畝に2本ずつ筋が入っているところに人参を蒔き、2本の筋の真ん中にそれぞれ大根を蒔くつもりです。
今現在3年目の畑になっている野菜は、種取り用の大根、種取り用の日野菜、ブロッコリー、ルッコラ、イタリアンパセリ、ネギ、ゴボウ、人参、豆苗です。
豆苗はスーパーで買って食べたのを植えてみました。絹さや?スナップエンドウ?どれかわからないけれどそんな感じで現在成長しています。
新たに最近種を蒔いたり植え付けたりしたのは、人参、小松菜、ワサビ菜、玉ねぎ、にんにくです。
玉ねぎとにんにくは、家で食べきれなくて芽が出てきていたのを植え付けました。
苗床を作ってみた
あと、今年は苗床を作ってみました。
3年目の畑に少し可能性を感じてきているので、今年は畑を休ませない感じの植え方をしようかなと思い、常に苗を待機させることにしました。草をたくさん生やしたいなら食べられる野菜をわんさか生やすといいかなという感じです。
以前はベビーリーフなどが入っているサラダミックスの種やエンダイブなどの種を畑中にばらまいていました。サラダの野菜はけっこう虫よけにもなるからです。
上手く畑に根付くと放っておいても毎年なるようになるはずですが、気が付いたらほとんどいなくなっていたので、またサラダミックスとエンダイブも蒔いてみます。
今現在この苗床の中で育てているのは、ブロッコリー、小松菜、ワサビ菜、なすび、万願寺唐辛子です。
ビニールの資材を使うことに少しわだかまりがあります。以前2年目の畑を整地する際に出てきた大量のビニールで悲しい思いをした経験があるからです。
しかし、背に腹は代えられないなという気持ちもあり、できるだけ粉々にならないような厚めのビニールを購入し、適切に管理して使うことに決めました。
2年目の畑はまだまだ
2年目の畑に関してはちょっと悩んでます。
あまり進展が見られません。
まあ、まだ丸1年です。そんなに早くは変わっていかないことは分かってます。
でも、なんとなく直感的なところで難しそうだなというのがあります。
とにかくスギナが多いです。いっそのことやはり地下茎でも広がるヨモギもたくさん植えてしまって、スギナとヨモギの畑にして健康茶でも作ろうかとすら思ったりします。
それでも昨年は思いの他、大豆が豊作でした。たくさん採れた大豆で味噌を仕込むこともできました。ただ、野菜は全然でした。芽が出て多少大きくはなりますがすぐに徒長したり、虫に全滅させられたりの繰り返しでした。
とりあえず穀物から作っていって土を整えていく方がいいかなという感じもしています。ですから次は陸稲と雑穀をやってみようかなと考えています。
元々1年目の畑で陸稲と雑穀を育ててみようと思っていました。今の様子だと2年目の畑でもやってみた方がいいかもしれません。
さいごに
最近、自然農の先輩方が近々起こるであろう食糧難について言及されていたりします。
それはいつかはやってくると私自身も感じていましたが、もういつかではないようです。今年や来年の話です。つまり今です。
ちょっとのんびりしすぎていたかもしれません。
そんなわけで今年は少し焦ってみようと思っています。
気合を入れて畑に向き合ってみます!
YouTube始めてみました!
なんとなくYouTube始めてみました。
主に今年から新しく借りた畑の様子をご紹介しようと思っています。
新しく借りた畑は家庭菜園にしてはけっこう広めです。
昨年まで別の方が借りておられました。慣行農法をされていたようで草がほとんど見当たらない状態でお借りしました。
とりあえず整地から始めようと元々あった畝をならし、また新たに畝を立てました。
この状態でしばらく放っておいて草を生やそうとぼんやりと考えていましたが、ちょっと急ぎたくなってきています。
農の先輩方の多くが食糧危機について言及されるようになりました。今年から、来年からといった切迫した問題です。
私の畑でもなんとか食糧危機に備えられるようにしたいなと思いました。
ただ、自然農は1年や2年では結果が出ません。それはよーくわかっています。まあそれでもできることはしようかなと思っています。
とは言っても、もうすでに無機質に見える土の中でも何かが始まっていると思います。
私に今できることはその邪魔をしないことかもしれないので、やりすぎないように注意したいです。
とりあえずYouTubeには最初の整地や畝立ての様子と、こごみを植え付けた様子をアップしました。
特にこごみの方の動画では、私のテキトーさ加減が如実に映っていてめちゃくちゃ恥ずかしいです。
ブログではいつも偉そうなことを書いていますが、本当にお恥ずかしいくらいにおバカですし、テキトーです。
以下に貼り付けますので恥ずかしいですけれどよろしければお暇な時にご覧いただけたらと思います。
2021.12.10【自然農】なんかいけそうと思えてきた2年目の畑
2年目の畑を毎日見ていて、ほんとこのごろは「なんかいけそう!」というような自信がわいてきています。
何と言えばいいのかわからないけれど、ちょっと「整ってきた」というような感覚があります。
やっぱり昨年とは何かが違う。
今回はここでおさらいしながら、何が違うのかを検証していきます。
- 大根がでかく成長した
- プチトマトも何とか実をつけてくれた
- エンドウ豆の元気なころ
- ノーマークだった日野菜が生えてる!
- イタリアンパセリもいい感じ
- ルッコラは少しづつ食べられるようになった
- ブロッコリーは小さいけどなってる
- 総括
大根がでかく成長した
上に貼った大根の画像。少し見にくいかもですがかなりでかくなってます。
これは昨年育てていた大根から落ちた種で勝手に芽吹いた大根です。
昨年はすぐに徒長してしまって全然太くなりませんでした。
それでもやっぱりこの畑に合った種が取りたいと思って、収穫しないでずっと置いておいたんですね。
おかげ様で種はたくさんとれました。
しかし、細い大根から採った種だったので、また細いのができたら残念だなんなんて思ってたんですね。
ところがそんな心配はいりませんでした。
立派な太い大根がなりました。
これは本当に嬉しい。
昨年採れた種は実は今年から始めた違う畑の方にたくさん植えてました。
買った種より発芽率がいいから、まだまだ整ってない畑でも立派になるんじゃないかと思ったのです。
結果的にはどんどんじゃんじゃん虫に食べられてしまってほぼ壊滅状態になってしまった。
大事な種をたくさん浪費した感じになってちょっとへこみました。
しかしそれを挽回するかのように、今回2年目の畑ですごく立派な大根ができたのでめちゃ嬉しいです。
これは食べずにいい種をたくさん採ろうと思ってます。食べたいけど我慢です。
まあ、今年はありがたいことに他にもたくさんできてるからそれを少しずつ食べます。
プチトマトも何とか実をつけてくれた
プチトマトも昨年育てていて、これに関しては少し食べられるくらい収穫できてました。
いっぱい実が地面にも落ちていたので、来年は勝手に芽吹いてくれるかなって感じで楽しみにしてました。
で、今年になって確かにたくさん芽吹いてくれた。
ところがどういうわけかあまり大きくなってくれなかったのです。
以前自然農のやってた時は、けっこう勝手に生えてきてたくさんの実をつけてくれていたので、プチトマトは余裕だとすら思っていたのでちょっと意外でした。
土が整っていないのかなとか、連作やっぱりまずいのかなとか色々思って色んな場所に苗を植えてみたけどあまりなりませんでした。
ところがノーチェックだったところに2,3本ひょろひょろと頼りなく育ってるのがあったのです。その中の1本が↑の画像のプチトマトです。
夏の間も秋になってもあまり大きくならなくて、今年は無理かなと思っていたのですが、9月中頃くらいからやっと元気になってきて10月くらいにやっと花をつけてくれるようになりました。
それから今は12/10ですがまだ実をつけてくれています。
でも、なかなか赤くはなりません。
まあでも実がついたということで種はできるかなと期待してます。
食べずにひたすら地面に落ちてもらいます。
エンドウ豆の元気なころ
エンドウ豆は1年目の畑に蒔いてたのから芽が出て、前々成長はしなかったけど、2つ3つくらいだけさやをつけてくれました。
それからまた種を採って2年目の畑に蒔いてみました。
結構すぐに発芽して喜んでいた時の写真が↑です。(中央部分です。下のは春菊ね。)
少し前にこのあたりに霜が降りたようで、今では見る影もなくなりました。
また出てきてくれたらいいななんて思ってます。
ノーマークだった日野菜が生えてる!
嬉しかったなこれは。
昨年日野菜をたくさん植えたんですね。芽は出てくれたけどすぐ徒長して全然食べられる感じにはなってくれなくてがっくりしてました。
今年は1年目の畑の方に少し種を蒔いてみましたが、芽が出たものの虫に食べられて全滅。
何だか悲しいので日野菜のことは忘れてました。
ところがふと気づいたら2年目の畑の方に立派な葉っぱがなってました。
これは嬉しい。
1本だけだけどこれを大事に育てて必ず種を採ります。
イタリアンパセリもいい感じ
前回2年目の畑の紹介をした記事で間違って↑の芽のことをセロリって紹介してたような記憶があります。
間違ってましたイタリアンパセリです。
私イタリアンパセリ大好きです。
ジャガイモ料理とか卵料理にめちゃ合います。
昨年は一つもならなかったのに今年はなってくれました。
ルッコラは少しづつ食べられるようになった
大好きなルッコラも何とか大きくなってくれました。
ちょこっとずつ摘んでは食べてます。
ブロッコリーは小さいけどなってる
ブロッコリーも小さいながらなってくれてます。
このまま食べないままにしておいて種をつけてくれるのを待ちます。
総括
特に豊作というわけでもないんだけど、やっぱり昨年と比べると明らかに違うのです。
土の感じも本当にホロホロと柔らかくいい感じです。
実は大根を1本抜いてみて食べてみました。
ちょっと小ぶりのをね。
これがめちゃくちゃおいしかった。
自然農やめられないです。
嬉しすぎるしおいしすぎます。
夢中で料理して夢中で食べてしまったので、料理の写真撮るの忘れちゃった。
冒頭に「検証します」なんて書いたけれど、結局具体的にうまく説明もできないし、検証もできませんでした。
でも、それにもかかわらず、確かに「なんかいけそう」「整ってきているな」というような感覚があるのです。
面白い。
やってみなくちゃわからない感覚を、やってみたから味わえているわけです。
本当に幸せな体験だなと思います。
これからがますます楽しみになった2年目の畑です。
2021.10.15【自然農】1年目畑の蒔き直した種のゆくえと、2年目畑の順調な成長
種蒔きの時に草を刈りすぎてしまったのかもしれない。
自然農1年目の畑の特に大根の葉っぱがほとんど青虫に食べつくされてしまいました。
唐辛子スプレーを作って毎日スプレーしてなんとかしようとしてたんですね。(ここまでは前回までの話。)
さあ、あれから5日目ですがどうなったでしょうか?
唐辛子スプレーの効果は?
唐辛子スプレー、もうあきらめました。
あんまり効果を感じなかったのでね。私が悪いんです。
すでに大根の葉っぱがボロボロ状態だったので今更って感じです。
対応が遅すぎた。
青虫にたくさんごちそうできたということでもう最初に蒔いた種の分はあきらめました。
枯草でちょうちょから芽を隠す
もう無理かなと思って前回にもう1回大根の種を蒔き直しました。
虫対策に苦いレタスと春菊の種も大根のすじの横に蒔きました。
最初はレタスと春菊の芽が出てから大根の種を蒔いた方が虫対策にいいかなと思ってたのに、前回にうっかり全部の種を一気に蒔いちゃいました。
これが吉と出るか凶と出るかの様子見でしたが、やっぱり大根の方が早く発芽したので凶と出る確率が高くなってしまったように思いました。
二の舞かよ!やばいな!と思って、どう工夫しようと考えたところ、そうだ!枯草で隠しちゃえ!という風に思い立ちましてさっそくパラパラと枯草を蒔きました。
こんな感じでしばらくまた様子を見ることにします。
草を刈りすぎずに蒔いた大根
自然農でやる!って言ってるのに、1年目の畑の草の刈りすぎがずっと気になってたので、大豆やオクラがまだ植わってて草がボーボーのところにちょこっとだけ大根を植えてみていました。
するとそちらは今のところ虫に食べられることなく順調な感じです。
これからもっと大きな葉が出てきたときにどうなるのかが肝心です。
ニンジンは順調
自然農2年目の畑でとれたニンジンの種はすごく発芽率が高くて、予想してたよりいっぱい生えてきてくれています。
ただ蒔いたのが1年目の畑で、土も固く栄養もあまりなさそうなので、これからまだまだ成長していってくれるかはわかりません。
↓春に蒔いたニンジンは今になってやっといい感じに大きくなってきてます。
6~7カ月くらいかかってるかな。
1年目の畑はざっとこんな感じ。
次は2年目の畑にまいります。
2年目の畑は結構順調
2年前の畑の大根はなかなかいい感じです。今のところ。
↓ちょっと大根が太くなってきてる。
これは勝手に芽吹いた大根です。
こちらの畑も種蒔きの時にちょっと草を刈りすぎたかな?と思ってましたが、草がすぐに生えてきました。
土も柔らかいし。
大根の葉っぱも少し食べられてはいるけど、1年目の畑よりバランスが整ってきてるのかそれほど大丈夫ですくすく育ってます。
セロリはこちら↓
ルッコラはこちら↓
ゴボウは春に蒔いたのがこんな感じになってます。↓
プチトマトは勝手に芽吹いてきたのが9月になってやっと大きくなってきてたまに実もなるけど、あまり実りません。花はつくけどね。
これはブロッコリかな?
あとは、キュウリが3本できてるので種取りたいなと思って放置中です。
コオロギの赤ちゃんついてる!
さいごに
自然農1年目の畑はやっぱりまだまだ安定しない感じで色々工夫が必要になるけど、2年目の畑はほとんど放ったらかしでもいい感じになってきました。収穫量はまだまだだけどね。
早く明日にならないかな。早く畑見に行きたいな。そんな毎日が幸せです。
2021.10.11【自然農】大根の葉っぱがなくなっていく
自然農2年目の畑で大根の種がたくさんとれたので、それを9月中頃くらいに自然農2年目の畑と1年目の畑の両方にたくさん蒔きました。
これが発芽率がかなり良くて、今年はたくさん食べられるんじゃないかなと思ってわくわくしてました。
ところがですね、そんなにうまくいくわきゃないよね。
1年目の畑、大根の葉っぱがなくなってしまう
分かってはいました。
決して強がりではなく。
ちょうちょがひらひら飛んでて、それはもう微笑ましい感じの畑でね。
みんなお腹すくもんね。
私もお腹すくから畑やってんのよ。
たくさん大根が発芽してこれがらジャンジャン大きくなっていくから、多少、青虫にごちそうしたってどうってことないよって思ってました。
だから特に何も対策なんてしてませんでした。
そしたらね、気が付いた時には、↓こんな感じに(´;ω;`)ウゥゥ
ないやん!葉っぱ全然あらへんやん!
まあ、そこそこショックかな。。。
でも考えてみれば、ちょっと忘れてたことがあります。
忘れていた甘い葉っぱ対策
以前甘い葉っぱの種を蒔く時は、レタスとかエンダイブとか苦い葉っぱと混植してました。
そうすると幾分か青虫に食べられるのも少なくなったような気がしていました。
今回はすっかりそんなこと忘れてたんですね。
まだ1年目の畑で、草も何というかちょうどいいのがうまく生えないという感じがあります。
これが何年か経った畑だったらいい感じの循環ができるようになる(勝手にレタスもエンダイブも畑中に生えるようにもなるしね。)からあまり小細工もいらなくなるはずなんだけど今は小細工しないとね。
一からやり直す
こりゃもうしょうがないなと思いまして、一からもう一回やろうということで、本日はたくさん食べられてしまった大根の横にまた大根の種を植えてですね、大根を蒔いたすじの横にもう一すじ作ってレタスと春菊を植えてきました。
頭の中でチラッと(レタスと春菊が発芽してから大根の種を蒔いた方がいいかな?)と思ってたはずなのに、気が付いたら全部今日やってしまってました。
これが吉と出るか凶と出るかはお楽しみです。
自然農薬の本を読んだことがあるな
いやもちろん無農薬でやってますよ。農薬なんて絶対嫌だし、だからと言って近所のおっちゃんがやってるみたいに青虫握りつぶすなんてできない。
でも、まだまだバランスが整わない畑で、虫をできるだけ優しい方法で寄せ付けないようにできないかと考えた時、そういえば自然農薬の本を読んだことあったなと。
自然農薬とは木酢液とか、匂いのきつい植物なんかを煮出したりして作るごく自然な虫防除液といった感じのものです。
・安全な木酢液が見つからなかった
木酢液だとけっこう園芸屋さんにも置いてるのですぐに手に入りやすいんだけど、住宅や家具の廃材などを燃やして作られているものも多いらしく、そうなると合板等で使われている接着剤が気になります。
ホルムアルデヒドとかね。
そんなわけで天然無垢の木を燃やした厳選した木酢液が欲しいんだけど、なかなか私には見つけることができなくてあきらめました。
・どくだみを煮出してみる
木酢液を早々にあきらめた私は、どくだみを煮出して液を作ってみました。
どくだみだったらうちの庭にいっぱい生えてるし、もちろん無農薬で何の問題もないと思ったからです。
どくだみをいっぱいつんで、使わなくなった鍋で煮出してどくだみ液を作ってスプレー容器に入れ、大根の葉っぱにスプレーしてみました。
効果は、まあ、あったように思います。が、なんだかどくだみ液を作る手間が嫌になってしまい、やらなくなりました。
いや、自然農なんて手間かけてなんぼだろうというところなんですけど、どうも、うまく言えないけど、なんかしっくりこなかったんですね。
・唐辛子スプレーにたどり着く
結局、生き物みんな辛いの苦手じゃない?ってっことで、唐辛子スプレーに行きつきました。
赤い唐辛子を育ててたんだけど、虫なんて一切ついてなかったもの。
赤い唐辛子を切ってスプレー容器に入れて一晩つけておくだけ。
効果もまあ、まあ、いい感じ。自分的にもしっくりきました。
で、今年。
大根の葉っぱがやっぱりさんざんな目にあって、さっそくまた唐辛子スプレーを作ってみました。
無農薬で安心できる唐辛子(唐辛子なんて虫がつかないのでそもそも農薬なんていらないと思いますが。)をもらえたのでそれを使いました。
遅すぎたかもだけど、しばらく毎日ふりかけてみます。
2年目の畑はうまく育ってる
そんなこんなで1年目の畑は苦労してますが、2年目の畑はいい感じにうまく育ってます。(写真忘れました。またとってきますね。)
ちょっと種蒔きの時に草を刈りすぎてまずいなと思ってたんだけど、それでも何かしら小さい草が生えてたり、ランダムにニラやシソが種を付けてたり、ネギが生えてたりしていい感じになってるのかなと思います。
1年目の畑と2年目の畑で大きく違うのが土の柔らかさです。
1年目の畑はまだまだガチガチなのですが、2年目の畑は土がホロホロって感じで、指でも簡単に掘れます。
2年目の畑は期待大です。
1年目の畑で期待できるのは?
1年目の畑で期待できるのは、前の記事でもチラッと書きましたが人参です。
2年目の畑でとれた種を蒔いたんだけど、すこぶる発芽率がいいのです。
発芽は順調だけど、これから大きくなるかどうかはわかりません。
とにかく自然農は成長がゆっくりですが、土がまだまだ良くない場合はゆっくりどころか止まってしまうことも少なくありません。
まあ気長に見守っていきます。