DIYな畑をやってみた

無農薬無化学肥料不耕起の森みたいな家庭菜園

2021.10.11【自然農】大根の葉っぱがなくなっていく

自然農2年目の畑で大根の種がたくさんとれたので、それを9月中頃くらいに自然農2年目の畑と1年目の畑の両方にたくさん蒔きました。

これが発芽率がかなり良くて、今年はたくさん食べられるんじゃないかなと思ってわくわくしてました。

ところがですね、そんなにうまくいくわきゃないよね。

1年目の畑、大根の葉っぱがなくなってしまう

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分かってはいました。

決して強がりではなく。

ちょうちょがひらひら飛んでて、それはもう微笑ましい感じの畑でね。

みんなお腹すくもんね。

私もお腹すくから畑やってんのよ。

たくさん大根が発芽してこれがらジャンジャン大きくなっていくから、多少、青虫にごちそうしたってどうってことないよって思ってました。

だから特に何も対策なんてしてませんでした。

そしたらね、気が付いた時には、↓こんな感じに(´;ω;`)ウゥゥ

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ないやん!葉っぱ全然あらへんやん!

まあ、そこそこショックかな。。。

でも考えてみれば、ちょっと忘れてたことがあります。

忘れていた甘い葉っぱ対策

以前甘い葉っぱの種を蒔く時は、レタスとかエンダイブとか苦い葉っぱと混植してました。

そうすると幾分か青虫に食べられるのも少なくなったような気がしていました。

今回はすっかりそんなこと忘れてたんですね。

まだ1年目の畑で、草も何というかちょうどいいのがうまく生えないという感じがあります。

これが何年か経った畑だったらいい感じの循環ができるようになる(勝手にレタスもエンダイブも畑中に生えるようにもなるしね。)からあまり小細工もいらなくなるはずなんだけど今は小細工しないとね。

一からやり直す

こりゃもうしょうがないなと思いまして、一からもう一回やろうということで、本日はたくさん食べられてしまった大根の横にまた大根の種を植えてですね、大根を蒔いたすじの横にもう一すじ作ってレタスと春菊を植えてきました。

頭の中でチラッと(レタスと春菊が発芽してから大根の種を蒔いた方がいいかな?)と思ってたはずなのに、気が付いたら全部今日やってしまってました。

これが吉と出るか凶と出るかはお楽しみです。

自然農薬の本を読んだことがあるな

いやもちろん無農薬でやってますよ。農薬なんて絶対嫌だし、だからと言って近所のおっちゃんがやってるみたいに青虫握りつぶすなんてできない。

でも、まだまだバランスが整わない畑で、虫をできるだけ優しい方法で寄せ付けないようにできないかと考えた時、そういえば自然農薬の本を読んだことあったなと。

自然農薬とは木酢液とか、匂いのきつい植物なんかを煮出したりして作るごく自然な虫防除液といった感じのものです。

・安全な木酢液が見つからなかった

木酢液だとけっこう園芸屋さんにも置いてるのですぐに手に入りやすいんだけど、住宅や家具の廃材などを燃やして作られているものも多いらしく、そうなると合板等で使われている接着剤が気になります。

ホルムアルデヒドとかね。

そんなわけで天然無垢の木を燃やした厳選した木酢液が欲しいんだけど、なかなか私には見つけることができなくてあきらめました。

・どくだみを煮出してみる

木酢液を早々にあきらめた私は、どくだみを煮出して液を作ってみました。

どくだみだったらうちの庭にいっぱい生えてるし、もちろん無農薬で何の問題もないと思ったからです。

どくだみをいっぱいつんで、使わなくなった鍋で煮出してどくだみ液を作ってスプレー容器に入れ、大根の葉っぱにスプレーしてみました。

効果は、まあ、あったように思います。が、なんだかどくだみ液を作る手間が嫌になってしまい、やらなくなりました。

いや、自然農なんて手間かけてなんぼだろうというところなんですけど、どうも、うまく言えないけど、なんかしっくりこなかったんですね。

・唐辛子スプレーにたどり着く

結局、生き物みんな辛いの苦手じゃない?ってっことで、唐辛子スプレーに行きつきました。

赤い唐辛子を育ててたんだけど、虫なんて一切ついてなかったもの。

赤い唐辛子を切ってスプレー容器に入れて一晩つけておくだけ。

効果もまあ、まあ、いい感じ。自分的にもしっくりきました。

で、今年。

大根の葉っぱがやっぱりさんざんな目にあって、さっそくまた唐辛子スプレーを作ってみました。

無農薬で安心できる唐辛子(唐辛子なんて虫がつかないのでそもそも農薬なんていらないと思いますが。)をもらえたのでそれを使いました。

遅すぎたかもだけど、しばらく毎日ふりかけてみます。

2年目の畑はうまく育ってる

そんなこんなで1年目の畑は苦労してますが、2年目の畑はいい感じにうまく育ってます。(写真忘れました。またとってきますね。)

ちょっと種蒔きの時に草を刈りすぎてまずいなと思ってたんだけど、それでも何かしら小さい草が生えてたり、ランダムにニラやシソが種を付けてたり、ネギが生えてたりしていい感じになってるのかなと思います。

1年目の畑と2年目の畑で大きく違うのが土の柔らかさです。

1年目の畑はまだまだガチガチなのですが、2年目の畑は土がホロホロって感じで、指でも簡単に掘れます。

2年目の畑は期待大です。

1年目の畑で期待できるのは?

1年目の畑で期待できるのは、前の記事でもチラッと書きましたが人参です。

2年目の畑でとれた種を蒔いたんだけど、すこぶる発芽率がいいのです。

発芽は順調だけど、これから大きくなるかどうかはわかりません。

とにかく自然農は成長がゆっくりですが、土がまだまだ良くない場合はゆっくりどころか止まってしまうことも少なくありません。

まあ気長に見守っていきます。