DIYな畑をやってみた

無農薬無化学肥料不耕起の森みたいな家庭菜園

のらぼうとは?レシピと固定種の種を紹介。ついでにコウサイタイも。

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みなさんはのらぼうという野菜をご存知ですか?関東の方はよく知っておられるかもしれませんね。関西人の私は全く知らなかったけれど、以前、近所の畑の人にいただいて知りました。苗をいただいたので、そこから何サイクルか育てていたこともあります。

のらぼうとは?

のらぼうとは、わかりやすく言うと菜の花のような感じで、花が咲く前のつぼみを摘み取って食べる野菜になります。日本ではすでに江戸時代から各地で育てられ食べられていたようですが、中でも特に関東地方でよく栽培されているそうです。私は関西に住んでいますが、確かに頂くまで見たこともありませんでしたし、スーパーでも見ません。意識しだすと道の駅ではたまに見つけました。スーパーにないけど、どうしてもすぐに食べたいという人は道の駅に行ってみるといいかもしれません。

のらぼうの味は?

味はというと、菜の花のような苦みもなくすごく食べやすいです。クセがないことがのらぼうの良いところで、お子さんにもおすすめです。

のらぼうを使ったレシピ

私はサッと炒めて塩コショウして食べるのが好きです。他にもたっぷりめのオリーブオイルとニンニクで炒めて、最後に塩麹で味付けをして、のらぼうのニンニク塩麹オイル漬けのようなものを作り置きおかずにしたりしてました。これはそのまま食べても美味しいのですが、パスタにからめても美味しいです。天ぷらもしたことがあります。ゆでておひたしなんかも美味しそうです。なんせクセがないので、他にも色んな料理に使えそうです。

のらぼうの栽培

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 のらぼうの植え付け時期は8~10月くらいで、1~3月ごろに収穫できるようです。つぼみができ始めたら収穫しますが、つんでもつんでも次から次へとつぼみができていき、いっぱい収穫して食べれます。春が近づき暖かくなってきて花が咲き始めると、茎がどんどん固くなって食べにくくなっていきます。そのまま花を咲かせて放っておくと、種ができ、やがて土に落ち、また季節がやって来ると芽を出してくれましたが、種の一部は一応採って保存していました。

同じ時期においしいコウサイタイ

【中国野菜】コウサイタイ〔固定種〕/小袋

 

この時期同時に中国が原産になるコウサイタイも楽しみです。のらぼうと同じようにつぼみを食べます。植え付け時期も収穫時期も同じような感じです。のらぼうに比べて細い茎で、紫色をしているのが特徴です。のらぼうのようにクセがない味で、大変食べやすいですが、のらぼうよりも少し濃いようなぎゅっとした味と食感があるように思います。やはりのらぼうといっしょで色々アレンジが効きそうですが、炒めるだけでも美味しいです。

全部菜の花

同じ時期に、あの独特の苦みが美味しい菜の花も採れますが、畑を見回すと他にも、大根であったり、チンゲンサイであったりがつぼみをつけています。これも菜の花だなと思って食べれるかを調べてみたら、大丈夫そうだったので食べました。美味しかったです。

一応調べてから食べる方がいい

ここで注意喚起もしておこうと思います。私は基本畑のものは何でも食べたくなるのですが、ちょっと変わったものを食べる時は必ず調べてから食べるようにしてます。なぜなら身近な野菜だからと言って侮れないからです。植物も生きているので命を守ろうとします。有名なところではジャガイモの芽にも毒があり、食べると腹痛や嘔吐などの中毒症状が起こります。また、ネバネバのモロヘイヤは、葉っぱは食べれますが、種や鞘には心臓に影響するような強い毒が含まれていて、最悪死に至ってしまう場合があります。ですので、私は何でも「一応調べてみる」という習慣をつけています。

ぜひ、みなさんも侮ることなく、安全に畑の恵みを楽しんでいただけたらと思います。