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干し大根は様々な大きさに切って干すと変化が美味しい!

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大好きな大根料理の第2弾です。

第1弾では「大根の皮の切り干し大根」を紹介しましたが、今回は「干し大根」です。

diyhatake.hatenablog.com

大根と言えば青首があったりする白い部分を食べますが、干し大根はその部分を干して作ります。干し大根の場合、切り方や大きさでで色々楽しむことができます。大根を干すと、大根自体もギュッと濃縮された密な味になりますし、栄養価も高くなるそうです。水分が抜けて少しクタッとなるので料理した時の味のなじみもよくなります。

<干し大根の干し方>

基本、前回の「大根の皮の切り干し大根」と同じような干し方になりますが、おさらいとして簡単にもう一度説明しておきます。

干すためのネット

大根を好きな大きさに切ったら、少量の場合はザルで干してもいいでしょう。量が多いと、私は下のようなセーターを干す用のネットを使ってますが、他にも干し野菜用のとか、アウトドア用のとか色々あります。前回の記事でいくつか紹介していますので、気になる方は見てみてください。

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干す場所

干す場所は日向の窓際やベランダがちょうどいいかなと思いますが、とにかくジメジメしてなくて乾燥できる所ならどこでもできます。ただ、やっぱりお日様が当たる方が栄養価も高くなるようなので、できれば日向がいいでしょう。

干す期間

干す期間は一律ではありませんが、以下のそれぞれの項目でめやすだけお伝えします。

<切り干し大根>

大根の皮をむいた後の白い部分を3㎜幅くらいの太めの千切りにして干すと、切り干し大根になります。

水分が抜けて乾燥したら完成です。天候や干した場所にもよりますが、一日中日向に干すなら2,3日でできると思います。

大根の皮で作った切り干し大根はしっかりした食感になりますが、それに比べると柔らかい食感になります。ですので、調理した時に味が入りやすい感じがします。普通に煮ものを作って食べるのも美味しですが、柔らかいので水でもどしてそのままサラダのようにして食べるのも美味しいです。

<薄めにスライスした大根を干す>

5ミリくらいかな?お好みでぜんぜん構わないのですが、分厚くなりすぎないような厚さにスライスします。大きい大根だったらいちょう切りでも構いません。皮は私はそのままむかないで干すのが好きですが、むいてもいいです。皮は食感もしっかりしてますし、旨味も強いような気(個人の感想です。)がするので、作りたい料理に対して皮をむくかむかないかで調整している感じがあります。煮炊きに使うならやわらかくなって、味がよくしみてほしいので皮をむくし、炒めて食べたいならしっかりした食感がいいので皮をむきません。でも、まあ、本当に、全部個人的な感想でしかないので、ご自分でこうしたいな、ああしたいな、というイメージに合わせてもらうといいかなと思います。

干す期間は基本1日でOKです。朝干して夕食に使うという感じでいいでしょう。

スライス干し大根のちりめんじゃこガーリックオイル炒め

気持ち分だけ多めのニンニクとちりめんじゃこを、たっぷりめのオリーブオイルで炒めます。強めの弱火くらいで、じっくりニンニクとちりめんじゃこの香りや旨味を引き出していくイメージです。いい香りがしてきたらスライスした干し大根を入れて、これもまたじっくり強めの弱火で炒めていきます。火が十分に通ったら塩とこしょうで味付けして完成です。私は塩麹を手作りして常備しているので塩の代わりに塩麹を使います。ちりめんじゃこがアンチョビのような感じですごくいい旨味を出してくれます。

私は、とにかくこのニンニクとちりめんじゃこと塩麹のオイルにさえつけておけば何でもおいしくなると思っている節があるので、スライス干し大根もよくそうやって食べてます。スライス干し大根自体の凝縮された旨味はもちろん、ニンニクもちりめんじゃこも塩麹もオリーブオイルも旨味だらけです。旨味の饗宴って感じでいいおつまみです。

<丸ごと干し大根>

これは実は私は一回しかしたことなくて記憶もあいまいです。一時期友達がこの丸ごと干し大根にはまっていて、家のテラスにいくつも大根を干していました。確か皮だけむいて干しました。干し方を迷っていた記憶があります。葉っぱを切らずにそのまま残して、物干しざおにくくって吊り下げようかとも思いましたが、結局、全部葉っぱは切ってしまって、白い部分にひもを巻き付けて干すことにしました。けっこう長い期間、2週間以上は干したような気がします。完成した丸ごと干し大根は煮て食べました。しっとりしていてモソモソするような食感で、味もジワッとしっかり入っていておいしかった記憶があります。ただ、贅沢煮というたくわんを煮る料理に食感が似ていました。私は贅沢煮の味が苦手だったのでそのイメージに引っ張られてその後は作ってませんが、友達のようにハマる人はハマるんだろうと思ったので一応紹介しました。

まとめ

干し大根はしたい料理によって、細く切ったり、スライスしたり、一口大に切ったりと、切り方や大きさによって色々楽しめます。また、皮をむくかむかないかということでも食感などに違いが出るので用途によって変えます。

私は大根自体の味が好きなので、ギュッと凝縮して大根の味が濃くなる干し大根が好きです。しかも、お日様にしっかり当てて干すと栄養価がグンと高まるということなので健康にもいいです。美味しくてしかも体にもいいなんて理想的です。ぜひみなさんも挑戦していただけたらと思います。

 

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